50th Beggars Banquet

 ホワイトアルバムの陰に隠れた感じで、注目度が薄かったが、こちらも堪能した。ホワイトアルバムのイーシャーデモのような貴重な歴史的音源は無いが、約40分で、最高のストーンズを楽しめた、”Sympathy For The Devil”のパーカッションの心地よさが増している。埋もれたいて音が表に出てきた感じだ。様々な打楽器の音が鮮明になっている。そして、続く”No Expectations”のスライドバーがこすれる音が、より臨場感というか、目の前で演奏しているような錯覚に陥る。そして、”Street Fighting Man”のチャーリーのドラムのアタックがより響き、ビシビシ伝わる。”Prodigal Son”アコギのブルースが酒を進める・・・ご機嫌な酔っ払いオヤジにさせてくれる。家族の白い目は気にならなくなる・・・最高だ。