Georgeの誕生月ということで

イメージ 1
 2月24日はジョージ・ハリスンの誕生日ということで、昨年末に発売されたマーティンスコセッシュが監督した映画"Living In the Material World"について。2部構成で、大雑把に言うと前半がビートルズ時代、後半が解散後の話である。個人的に印象に残ったのが、'74の全米ツアーの映像である。声の調子が最悪の頃で、アルバム"Dark Horse"とこのツアーが共に酷評され、ジョージ自身としても苦い経験からか、このツアーの映像や音源は公式出ることはなく、なかなか目にすること無かった。ということで、この映画を観てから、アルバム"Dark Horse"をよく聴いている。
 声の状態はヴォーカルを聴けばすぐに分かり、(ライナーノーツの解説で説明されているが)プロデュースがやっつけ仕事だったようである。そのため出来が荒いと感じる。といって、酷評されるほど悲惨な作品か?・・・。
 ジョージのスライドが堪能できる"Maya Love"、イントロのギターのリフが心地よいタイトルナンバー"Dark Horse"、ロン・ウッドの事を歌った"Far East Man"など佳作が揃っており好作品だと思う。