鎮魂のAとLet It Be

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明日は9.11・・・同時多発テロから10年、震災から6ヶ月。不幸な出来事の節目である。で、JAZZ FES.の開催中である仙台では、14:46にAの音(ラの音)を楽器で鳴らし、犠牲者に捧げるそうである。音叉の音であり、楽器の音あわせの基本となるAを出すことでミュージシャンとしての追悼の形を表現するようだ。
 で、当方は・・・自分の基本であるBeatlesを聴くのであるが・・・どのアルバムにしようか。・・・グループとして崩壊しかけていたバンドをなんとかまとめようとしていたポールの意思が感じられる"Let It Be"を取り上げよう。
"Two Of Us"・・・ポールとジョンのアコギにジョージのエレクトリックギターが絡む。そして、ポールは、壊れかけているジョンとの絆を取り戻し、以前の良い関係に戻ろうと唱う。
"Let It Be"・・・説明不要の超有名曲。被災地へのメッセージとして当てはまる。傷つついた人々が一つの世界に結ばれるとき、必ず道は開けると唱われている。
"The Long And Winding Road"・・・復興するには、残念ながらかなりの年月がかかるだろう。それこそ、長く曲がりくねった道のりになりそうだ。
"Get Back"・・・故郷へ帰っておいでという曲。避難している人たちが戻れる日がくることを願う。