INNUENDO

 昨年末から映画の影響もあり、Queenの音楽を耳にすることが、非常に多くなっているが、当方も実家の押入れからグレイテスト・ヒッツⅠとⅡ、さらに"INNUENDO"を引っ張り出し、数年ぶりに聴いている。
 特に”INNUENDO”は、今聞くと改めて凄い作品と感じた。フレディーの生前、最後の作品であると思って聴くためか、「集大成の大作」と思うのだ。フレディーが病魔と闘っている中で作っていたとは知らなかったため、発表された当時は、久しぶりの会心の作品程度にとらえていた。このアルバムのフレディーのヴォーカルからはとても病気とは感じられない。曲調の変化、展開が見事な1曲目のタイトル曲、気合が入るハードロック”Headlong"、さらに・・・余命をわかっていたのだろうか。人生を振り返っているような歌詞の和訳を読むと感傷的になってしまう"Thease Are The Days Of Our Lives"。そじて、壮大な"The Show Must Go On"で幕を閉じる。
 "INNUENDO"は、当方にとって、"オペラ座の夜"と双璧をなす作品だ。

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